座る前に終える用事を一つに絞る
荷物を決まった所へ置く、上着を掛ける、手を洗うなど、普段の動作の中から一つを選びます。夕食の準備や部屋全体の片付けまで一度に約束しないようにします。帰宅直後のSNSを止めるための追加課題ではなく、外から家へ切り替わる合図として使います。
例えば鍵を定位置に置いて上着を掛ける所までを、帰宅の一つの動作にまとめられます。その後は座って休んで構いません。玄関からソファへ直行して端末を持つ流れが続いているなら、この短い動作を挟むことが自分に合うか一度試してみてください。
休む時間にも、後の行動を用意する
少し座って休むことは残します。その後に何をするかを、着替えを取る、冷蔵庫を確認するなど最初の動作にしておきます。SNSを見るなら、その行動を始める合図も決めます。疲れていて予定を変える日は、必要な用事だけに小さくし直して構いません。
夕食を作る予定なら、休憩後に冷蔵庫を開いて材料を一つ確認する所から始められます。疲れて調理の予定を変える日は、その場で必要な食事の用意を選び直します。帰宅後に頑張る量を固定せず、休んだ後に何から動くかだけを分かる形にしておきます。
- 帰宅後、座る前に行う動作を一つ決める。
- 休んだ後に始める用事の最初の動作を用意する。
- SNSを見る場合は、次の動作へ移る区切りを先に置く。
ソファ周りの置き方を調整する
端末を持ったまま荷物を広げているなら、充電や保管の場所を一つ決めてみます。必要な連絡に気づける使い方は残しつつ、休む時に何を手に取るかを選べる配置を考えます。読みたい本や飲み物を置く方法も、準備が負担にならない範囲で試せます。
充電中にソファで読み続ける場面があるなら、安全に置ける別の位置を一つ試せます。連絡を受ける必要がある日は対応しやすさも残します。手元に本を置く場合も、一冊だけにして、端末の代わりに読書の課題が積み上がる置き方にはしないようにします。
忙しい日の簡単な版をつくる
遅く帰った日は、普段の夜の計画をそのまま行わなくても構いません。「荷物を置いて必要な支度だけする」など短い版を用意します。長くSNSを見た日も、最初の用事一つから戻れます。帰宅時刻が違っても使える入口になっているかを確認します。
遅い日は荷物を置いて必要な支度をするだけ、余裕のある日は一度休んでから夕食の準備をする、という二つの版を用意できます。予定よりSNSを長く見ても、荷物の片付け一つから戻れます。翌日に夜の用事を二倍にする埋め合わせは、この実験では不要です。
