読む目的を先に一行で決める

案内文の日時を知りたいのか、記事の主張を理解したいのかで、必要な単語は変わります。「この文章を読んで何が分かればよいか」を先に書きます。

例えばイベント案内なら date、venue、registration などが重要になるかもしれません。周辺の飾りの表現が分からなくても、必要な情報を取れるかを先に確認します。

理解を止めている語から調べる

知らない語に印を付けながら一度読み、意味が分からないと全体を誤解する語を優先して調べます。推測する場合は、確定した意味と推測を区別しておきます。

固有名詞や専門用語は、その文章だけで必要な場合もあります。調べた語を全部暗記対象にせず、「理解のための参照」と「繰り返し使いたい語」を分けます。

覚える語は再び使う場面で選ぶ

自分の仕事や学習でまた出会いそうな語、何度も調べている語、言いたいのに出なかった語を優先する考え方があります。頻度を裏付けなく一般的に重要だと断定せず、自分の必要から判断します。

今日の本文では三語まで選ぶなど上限を置きます。数を少なくするのは効率を保証するためではなく、後で確認できる量を確保するためです。

元の文脈を短く残す

単語だけ抜き出すと、なぜその意味だったか分からなくなる場合があります。元の文章の内容を自分の言葉で要約し、その語の使用場面を短くメモします。

例として deadline なら「参加申込の締切」と残し、The deadline is Friday.(締切は金曜日です)という自作の一文を作ります。原文を長く転記する必要はありません。

最後は本文に戻る

語の記録が終わったら元の文章を読み、最初に決めた目的へ答えます。語彙ノートが増えても本文を理解できていなければ、今回読む目的が残ったままです。

翌日の復習では三語の意味と一文を確かめた後、本文の内容を一行で説明してみます。語と文章の関係が残っているかを見る確認になります。

今日の練習メニュー

短いイベント案内を一つ読み、「いつ・どこ・申込方法」を書き出します。分からない語は調べたうえで、例えば venue(会場)、register(登録する)、deadline(締切)から今後使いたいものを選びます。

自作文は The venue is near the station.(会場は駅の近くです)など短くします。次回は会場を示す語から一文を作り、読み取ったイベント情報の内容も思い出して、単語集めだけで終わっていないか確かめます。

  1. 本文から得たい情報を一つ決め、先に最後まで読む。
  2. 理解に必要な語を調べ、その中から復習する語を少数選ぶ。
  3. 自作例文を書いた後で本文へ戻り、読む目的に答える。