趣味をしたい気持ちと、準備の手間を分ける
道具を探す、机を空ける、前にどこまで進めたか思い出すなど、最初に必要なことを書きます。趣味そのものより、この手間の前でSNSへ移っている場合があります。全部を簡単にしようとせず、最も止まりやすい準備を一つ選びます。
読書なら本を選ぶところ、手芸なら道具を揃えるところが入口かもしれません。前に使っていた物を一つ出して、まだ触りたいかを確かめられます。準備をしても気が進まなければ、その日は休む選択で構いません。SNSと趣味のどちらが優れているかを決める作業にはしません。
完成に向かわない最初の一動作をつくる
一段落読む、一線描く、材料を一つ確認するなど、短く終えてよい形にします。再開した以上は長く続ける約束にすると始める負担が大きくなるので、途中で止められる量を先に選びます。気分が乗れば、その時に続きを選べる余地は残します。
絵なら作品を仕上げるのではなく、紙に描きたい形を一つ置くところから試せます。手芸なら前の編み目や工程を確認するだけでも再開の用事になります。今の技術をSNS上の作品と比べるより、使っている道具と手元の作業へ戻ることを最初の目的にします。
- 始める前に止まりやすい準備を一つ選ぶ。
- 使う物を出し、短く終えられる一動作を行う。
- 止める時に、次はどこから始めるかを一言残す。
参考作品を探す時間を別にする
SNSで作品を見ることも趣味の楽しみですが、制作したい時間のすべてが検索になっていないかを確かめます。参考が必要なら、今知りたい技法や形を一つ決めて調べます。候補が見つかったら手元へ戻り、新しい材料や別の作品を次々追加しない方法を試します。
色の組み合わせを決めたいなら、その問いだけを持って参考を見ます。道具の買い足しが気になっても、今持っている物で試せるかを先に確かめられます。情報収集そのものを楽しみたい日は、その時間として選び、制作を始められなかった失敗と一緒にしないようにします。
片付けを、次回の入口づくりにする
再開した箇所が分かる印を付け、使う物を一か所へまとめます。次回のために大きな収納を作る必要はありません。机を共有する生活なら小さな袋や箱へまとめるなど、使っている場所に合う形を選びます。少し触れたことより、次も戻れる状態かを見てみます。
本には次のページが分かる物を挟み、途中の作品には次の一工程を一言添えます。再開まで日が空いても、その印から戻れます。毎日続ける記録を作ることが負担なら省き、もう一度触りたい時に迷わないためのメモだけを残してみてください。
