一語で何ができればよいかを決める
日本語の意味を一つ選べればよいのか、発音も分かり、自分で文を作りたいのかで必要な作業は違います。同じ十語でも、課題の深さが違えば単純には比べられません。
今週の目的を「短い依頼文で使う」のように決めます。語数だけを先に固定するより、完成させる課題が分かってから量を選ぶ方が調整しやすくなります。
復習時間を先に確保する
使える五分や十分を、新しい語だけで全部埋めないようにします。前回の語を答えを隠して確かめる時間を取り、残った範囲で新出を追加します。
既習語の確認が多い日は、新出をゼロにしても構いません。学習を進めることを新しいページへ移ることだけと考えず、取り出せる語を確かめる日も作ります。
仮の語数で三日試す
最初は新しい三語など、少ない量を仮に選びます。翌日に意味と一文を答え、時間内に終わったかを記録します。三語という数字は推奨基準ではなく、自分の負担を観察する設定例です。
すべて簡単でも、すぐ大量に増やさず一語ずつ調整します。難しい語が続く日には減らすなど、教材の内容に合わせた幅を持たせましょう。
同じ三語でも、すべて既知語なら負担は変わります。初めての語が多い日と復習中心の日を、語数だけで比べないようにします。
追加より難しい語の扱いを変える
毎回同じ語で止まる場合は、総数を減らすだけでなく例文や問い方を見直します。訳が曖昧、前提の文法が難しい、似た語を同時に入れすぎたなどの理由が考えられます。
難しい一語を何度も眺めるより、使う意味を一つに絞り、短い文へ戻します。量の調整と問題の作り方を別々に見て、必要な方を変えます。
週ごとに維持できる範囲を更新する
一週間後、学んだ語の数と、答えを隠して使えた語を見比べます。正確な定着率を大げさに計算するより、量が多すぎて確認を省いた日がなかったかを見るのが実用的です。
余裕のある日にまとめて追加する場合も、翌日の復習量を確認します。学習の波があっても、未処理が増え続けない仕組みを作ることが目標です。
今回の実践課題
「今日の新出数/前回の確認数/迷った語/時間内に終わったか」の四欄で三日記録します。初日は confirm、prepare、request の三語を使い、それぞれ短文を一つ作る課題にします。
翌日の確認が終わらなければ新出を二語に減らすか、覚える用法を一つに絞ります。余裕が続いた場合に少し増やし、他人の一日百語と自分の三語を課題の違いを無視して比較しないようにしましょう。
- 意味を答えるのか文で使うのか、完成条件を先に決める。
- 既習語の確認を終えてから、新出語を少数追加する。
- 三日分の結果を見て、語数か課題の深さを一つ調整する。
