語の前と後ろの働きを分ける
接頭辞は語の前、接尾辞は語の後ろに付いて、新しい語を作る要素です。接頭辞は意味の変化、接尾辞は品詞の手がかりになる場合があります。
例えば rewrite は「書き直す」、helpful は「役に立つ」という語です。綴りを分割すること自体を目的にせず、元の語と新しい語の意味がどう関係するかを確認します。
まず確認できた二組から始める
useful と useless のような対を、This tool is useful.(この道具は役立ちます)と This tool is useless here.(この道具はここでは役に立ちません)の場面で練習します。
語の部品を覚えても、どんな文で自然に使うかは別に確認します。接尾辞が同じという理由だけで、未知の語を勝手に作らないようにしましょう。
品詞を推測したら文の位置も見る
語末の -ment は名詞の手がかりになることがありますが、見た目だけで完全に確定する方法ではありません。文の中で冠詞や形容詞の後ろにあるかなど、周りの語も見ます。
development など知らない語に出会ったら、関連する語と文脈から仮の意味を置き、その後で辞書を確認します。推測と確認済みの情報をノートで分けると、思い込みを残しにくくなります。
綴りの変化は辞書で確かめる
語の部品を付ける際には、元の語の綴りが変わることがあります。語尾を機械的に付け足した形を、そのまま正しいスペルだと決めないようにします。
例えば happy と happiness を関係付けるなら、意味と品詞に加えて y が i になる綴りも確認します。語形成の知識を、スペル確認の代わりにしないことが大切です。
未知語の意味を決め打ちしない
re で始まる語を全部「もう一度」と読んだり、un で始まる語を全部否定と考えたりすると、誤った分解をする場合があります。知っている部品は候補を作る道具です。
文全体に合わなければ推測を保留し、辞書の意味と用例を確認します。分解できた数を増やすより、推測を修正できたかも学習の記録に残しましょう。
今回の実践課題
rewrite、helpful、useless、happiness を使い、それぞれ一文を作ります。例は Please rewrite this sentence.(この文を書き直してください)、Your advice was helpful.(助言が役立ちました)です。
次回は部品の意味だけ答えるのでなく、語全体の意味と文中での役割を説明します。未知語を一つ選んで推測する場合も、最後に辞書で確認し、外れた点を短く修正してください。
- 確認済みの語を二組選び、意味と品詞の変化を見る。
- 自作例文で使い、綴りも辞書で照合する。
- 未知語では推測を仮置きし、文脈と辞書で確かめる。
