raiseは何かを上げる

She raised her hand.(彼女は手を挙げました)では、主語の彼女が手を上げています。raise の後ろに、上げる対象があることを確認します。

The shop raised its prices.(店が値段を上げました)も同じ考え方です。手のような物理的な対象だけでなく、価格や水準を上げる場面にも使えます。

riseは主語そのものが上がる

Prices rose last month.(先月、値段が上がりました)では、値段自体が主語です。誰が値上げしたかを言うより、上がった変化に焦点があります。

The water level is rising.(水位が上がっています)のように、変化しているものを主語にします。rise の後ろへ、上げる対象をそのまま置く形にはしません。

同じ出来事を二つの主語で言う

The company raised the price. と The price rose. は、関連する出来事を違う視点から表せます。会社から見るのか、価格の変化から見るのかを選んでから動詞を決めます。

日本語の「上がった・上げた」だけで判断しにくいときは、主語の横に矢印を描き、何に作用しているかを確認します。対象の有無が見える形にしましょう。

過去形と過去分詞を分けて覚える

raise は raised、rise は rose、risen と変化します。I raised... と Prices rose. を同じページに置き、同じ綴りへそろえないようにします。

Prices have risen.(値段が上がっています)のような形は、必要になったときに追加します。活用を列挙できるかに加えて、主語と対象が合う短文を作れるかも確認しましょう。

例文を使って、自分で選ぶ練習

「先生が声を大きくした」は The teacher raised her voice.、「気温が上がった」は The temperature rose. と作ります。二つ目では気温が上がるものそのものです。

次回は「会社が料金を上げた」と「料金が上がった」を The company raised its fees./The fees rose. と言い分けます。動詞だけ正解でも、主語を変えずに意味を混ぜていないかを確かめてください。

  1. 手を挙げる人と、上がる気温の二つの主語を選ぶ。
  2. 上げる対象がある文にraise、主語自体が上がる文にriseを使う。
  3. 価格の変化を会社と価格の二つの主語で述べ、過去形も確認する。

現在の変化と過去の出来事を分ける

The temperature is rising. は今進んでいる変化、The temperature rose. は過去の変化を述べる文として使えます。raise と rise の区別ができたら、次はどの時点の話かを短く添えて練習します。初めから活用と使い分けを全部同時に問わず、主語と対象を選べるようになった段階で時制を追加すると、どこで迷ったかを見失いにくくなります。