seeは目に入った出来事から
I saw a cat near the station.(駅の近くで猫を見かけました)のように、目で気付いた出来事を表すのが基本の一つです。注意して長く観察したかより、見えたことに焦点があります。
「探した末に見つけた」など、前後の状況で意味合いは変わります。まずは何かが視界に入り気付いた場面を一つ用意し、その例文で覚えます。
look atは対象へ視線を向ける
Please look at this chart.(この図を見てください)では、図へ注意を向けるよう頼んでいます。対象を続けるときの at まで、まとまりで練習します。
look だけで使う場合もありますが、「この写真を見る」と対象を言う課題では look at this photo を使います。単語だけ正しくても、前置詞を落とさないか確認しましょう。
watchは動きや変化を追う場面
We watched the birds from the window.(窓から鳥たちを観察しました)のように、時間をかけて動きなどを見る場面で使えます。動画やテレビを見る場合にも使う語です。
see と watch でどちらも成立する場面もありますが、何を強調するかが変わります。すべてを排他的な分類にせず、今回伝えたい焦点を説明できるようにします。
短い場面を先に想像する
偶然友人を見かけた、地図へ目を向けてほしい、魚が泳ぐ様子を眺めた、という三つの場面を日本語で用意します。それぞれ see、look at、watch の基本例へつなぎます。
映画や公演など、慣用的な使い分けを含む場面は辞書で個別に確認します。基本イメージだけで未知の表現を断定せず、用法を増やすたびに短い例文を残しましょう。
例文を使って、自分で選ぶ練習
I saw Riku at the library.(図書館でリクを見かけた)、Look at the map.(地図を見て)、We watched the fish.(魚を観察した)を言ってみます。次に各文の状況を、一文ずつ日本語で説明します。
復習では語を隠し、場面だけから選びます。look を選べたのに at が抜けたなら、look at the map 全体を課題にします。正答の個数だけでなく、何に注意して見たのかを言えるか確認しましょう。
- 偶然見えた場面、視線を向ける場面、観察する場面を用意する。
- see、look at、watchを使い、対象まで含めて一文にする。
- 同じ鳥をseeとwatchで説明し、焦点の違いを日本語で述べる。
同じ対象を別の見方で言う
I saw a bird. は鳥を見かけた出来事、I watched a bird. は鳥をしばらく観察した場面として使えます。対象が bird だから必ず一つの動詞、とは決められません。自分が言いたいのは気付いたことか観察したことかを先に言語化します。基本の区別を覚えた後は、二つとも成立する場面を比較すると、語だけを物の種類で分類する誤りを避けやすくなります。
