自分が覚えているならremember
I remember the address.(住所を覚えています)の remember は、自分が記憶を持っていることや思い出すことを表します。主語の人の頭に情報がある、と考えるところから始めます。
名前や約束を思い出せないなら I can’t remember the name. のように言えます。別の人に教えてほしいという依頼の文とは区別します。
人に思い出させるならremind
Please remind me about the appointment.(予約のことを思い出させてください)では、相手に自分の記憶を助けてもらうことを頼んでいます。remind の後ろの me が思い出す人です。
人以外もきっかけになります。This photo reminds me of our trip.(この写真を見ると旅行を思い出します)のように、写真が思い出すきっかけになっています。
これからすることはtoの型で練習する
Remember to bring your notebook.(ノートを持ってくるのを忘れないで)と Remind me to bring my notebook.(ノートを持ってくるよう私に念を押して)を比べます。
どちらも未来の行動に関係しますが、後者は誰かに促してもらう依頼です。remember と remind だけを交換するのではなく、誰が何をするかを含めて文を作ります。
過去の記憶は別の形も確認する
I remember meeting him. は「彼に会った記憶がある」という意味です。remember to meet... のようにこれから忘れずにする行動とは意味が変わります。
初日は remember と remind の基本の違いに集中し、余裕があれば to と ing の違いを追加します。一度に全部混ぜず、用法ごとに短い場面を持つようにしましょう。
例文を使って、自分で選ぶ練習
まず「私は締切を覚えている」を I remember the deadline.、「締切のことを私に知らせておいて」を Please remind me about the deadline. と言います。思い出すのはどちらも私ですが、二つ目では相手が助けます。
次回は「この曲で学生時代を思い出す」を This song reminds me of my school days. と作ります。主語が song でも自然なのは、記憶を持つ人ではなく、きっかけを主語にしているからです。
- 覚えている人と、思い出すきっかけを別々に決める。
- rememberの文とremind meの文を、同じ締切の場面で作る。
- 写真や曲を主語にし、reminds me ofの型で一文を言う。
きっかけが物でも人を省かない
This photo reminds me of Kyoto.(この写真を見ると京都を思い出します)では、写真がきっかけで、私が思い出す人です。日本語では「写真が京都を思い出させる」と人を省いて言えても、今回の英語の型では me の役割を確認します。次回は写真を曲や香りへ変え、主語と記憶を持つ人を混ぜないように文を組み立ててみましょう。
