綴りを見る前に一度聞く
学習者向け辞書などの音声を、最初の一回は綴りを隠して聞きます。何の語か分からなかったら、音と綴りを確認して結び付けます。
正しく聞こえなかったことを能力の判断にせず、どこが予想と違ったかを探します。強く聞こえる部分、弱くなる部分、語末など、確認する場所を一つに絞りましょう。
まねる長さを短くする
いきなり長い例文をまねると、単語の音を確認する余裕がなくなります。まず語、次に短いまとまり、最後に一文へと広げます。
例えば important、an important meeting、We have an important meeting. の順に練習します。長くするほど曖昧になる場合は一段階戻り、聞いた音と自分の発音の違いを確認します。
音から意味を答える
発音をまねられても、意味に気付けるかは別に確認します。音声を聞いて「重要な」と答え、さらにどんな場面で使う語か思い出します。
逆向きに「重要な会議」を英語で言う練習もできます。音声の再生回数を増やすより、音から理解し、自分で使うところまで一回通してみましょう。
違いは一度に一つ直す
録音して確認する場合は、全部を同時に直そうとしません。アクセント位置だけ、語尾だけなど、今回の焦点を決めます。辞書の英米の音声が違う場合は、練習する音声を一つ選びます。
自分の声が模範音声と完全に同じであることを目標にする必要はありません。聞き取りやすさと語の区別を意識し、判断が難しい点は信頼できる教材や指導で確かめます。
今日の練習と、次回の確認
important、different、available の三語を、音声だけで聞いて意味を答えます。その後、a different answer(別の答え)、Is this seat available?(この席は空いていますか)と短い表現にして言います。
次回は順番を変え、綴りを先に見ない形で確認します。特定の語だけ分からないなら、その語を短いまとまりで再練習し、全音声を最初から流し直す必要はありません。
- 三語を綴りなしで聞き、意味を答える。
- 一語から短いまとまり、一文へと長さを増やして言う。
- 次回は音声の順を変え、聞けなかった語だけ再確認する。
声を出せない場所での練習
公共の場所など声を出しづらいときは、音を聞いて意味と強く聞こえる部分をメモする確認に切り替えられます。発音したことにはせず、後で声を出せる時間に短く言ってみます。聞く課題と話す課題を一度に無理に完了させる必要はありません。自分の口で出した音を確かめたい場合は、静かな場所で一語だけ録音するなど、実施した動作が分かる練習へ分けます。
