疲れるのは、読む時か、投稿する時か

近況を読むこと、返事を考えること、投稿への反応を待つことは、同じSNSでも違う用事です。「SNSが苦手」という大きな言葉を、「帰宅後に知人の近況を長く読むと気が重くなる」のような場面に置き換えます。負担の少ない使い方まで一緒に手放す必要はありません。

例えば夕食後に友人の報告を読むことは重くても、週末の集合場所を決める会話には困っていないかもしれません。その場合は連絡全体を減らすより、夕食後の近況閲覧だけを対象にします。違いが分からなければ、次に開いた一回を観察するだけの日にできます。

必要な用事を先に残す

友人との予定調整、店舗のお知らせ、趣味の作品を見る時間など、残したい用途を三つ以内で書きます。その横に、今は少し休みたい用途を書いてみてください。同じアプリ内に両方があっても構いません。まずは使う理由を区別することから始められます。

「友人の返信」「好きな店の営業案内」「趣味の新作」のうち、今日必要なものを一つ選びます。営業案内を確認したら営業時間を控えて閉じるなど、用事の完了を見える形にします。必要な用事が増えた日には、その用途を追加してから使って構いません。

  1. 残したい用途を一つ選び、「誰の何を見るか」まで書く。
  2. 休みたい場面を、時刻か場所を入れた一文にする。
  3. 今日の一回だけ、必要な用事が済んだ時点で閉じる。

休む範囲を一場面に絞る

例えば「夕食の後だけタイムラインを休む」なら、昼の連絡まで変える必要はありません。その時間に手が空くと戸惑いそうなら、お茶を用意する、机を片付けるなど短い候補を一つ決めます。全部やめるか今まで通りかの二択にせず、間の使い方をつくります。

夕食後の閲覧を休んだら、洗ったカップを片付けてから好きな音楽を一曲聴く、という小さな順番を試せます。途中で予定の連絡が入ったら返信し、その後は元の行動へ戻ります。例外で開いたことを、一晩の閲覧を全部再開する合図にしなくて構いません。

翌日は気分より、具体的な出来事を見る

一日だけで疲れがなくなったかを判定しなくても大丈夫です。「予定の連絡はできた」「夕食後に読みたかった本を開けた」など出来事を確認します。逆に必要な情報を逃したなら、見る対象や時間帯の分け方を調整します。合わなかった理由が一つ分かれば次に進めます。

書く項目は「困らなかった連絡」「空いた所でしたこと」「次に変える一つ」の三つにします。気分を数値で採点する必要はありません。夕食後の空白が長すぎたなら短い時間帯へ縮め、必要な情報が不足したなら確認対象を足すなど、実際の出来事から修正します。